少量の出血で安産だったけど、あれで安産ということは、難産はどれ程大変なものなんだろうと想像するのも怖かった。

中には命を落としてしまう人がいるという事。

子供を産む人は世の中に沢山いる。

けれど、

“子供を産む”

ということは、本当に命をかけた大仕事なんだと、美友を産んで実感する事ができた。

破水して病院へ行ったのが午前6時、出産を終え部屋に行ったのが午後7時、10時間39分という分娩時間は、私に苦労と感動を与えてくれた。

40週と3日という長い月日は、美友が私に母親への道を歩かせてくれた。

今までの頑張りが今こうして1つ幸せを増やす事が出来たんだと思います。