いったい誰だよぶつかったやつ! 苛立ちを込めぶつかったもの… いや、人を睨むと それは予想外の人だった 「冬詩…?」 思わずそう呟くと ぴくっと肩が揺れこっちを振り返った 「…奏矢」 …やっぱりそうだ 「お前、そんなところでつったって どうしたんだよ」 ズボンについた砂をぱんぱんと 払いながら立ち上がる