それに掴まれた所は腕だった筈なのに なぜか私の手を包むように手を重ねていた 「…なに?」 「はぁ…」 桐島は私をまっすぐ見据えてため息をついた そしてその言葉は 私の思考を停止させるには十分だった 「俺は清羚の人間だ このピアスは、ラリマーの石だ」