「…やばいな」
ルイがそう呟いたのは3分後位の事だった
私はしゃがんでルイのパソコンをのぞき込む
そこには3人の傷の具合や体力、銃弾の残量などが掲載されていた
「セイラの銃弾が尽きそうだ」
残り、10発
確かにかなり危ない
聖蘭はそれを狙っているのかもしれないけど
「ルイ、一人で大丈夫?」
私がいなくなるということは
遠距離射撃やハッキングをしている間ルイを守る人は誰もいない
ルイは人の気配に敏感だから大丈夫だと思うけど…
管制塔の役割をしているからもしも何かあったら取り返しが付かない
でもルイは私がそう聞くと一瞬パソコンから目を離して笑った
「カンザキがいるならパソコンなんていらねえよ
他の建物に入って援護する」
それにつられて私も微笑む
「了解、」
そして私は屋根の上を走り出した
セイラは2階の中央にいると思う
だからここから飛べば一気に3階に行けるはず…
窓が見える所までくると一旦立ち止まる
ガラスの破片刺さらないといいな
なんて考えながら私は屋根を飛下りて
バリーーーン!!!
見事窓を割って中に侵入した
その瞬間けたたましい音量で警備ベルが鳴り響く
ドタドタ!!!!
そして、大量の足跡が近づいてくるのがわかる
私は、逃げることなくゆっくりセイラに向かって歩いていく
「いたぞ!」

