【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~

やに食ってかかってくるセイラは


前までリーダーだったのか


本当に私の事が気に食わないのか



わからない



でも、売られた勝負には負けるわけにはいかないでしょ?













大きな空間に流れる異様な空気





「じゃあセイラは着色弾が当たったら


カンザキは刀を寸どめにしたら勝ちで」


審判のツバサは淡々と事をすすめていく


会って2時間しかたっていない私達は


武器を向けあっていた


私はギシギシと伝わるセイラの視線をものともせず


ただ武器を持ちつったっていた



別に勝負に自身があって余裕ってわけじゃない












ただ、血が騒いでどうしようもないんだ


殺す気なんてサラサラないし恨みもない


なのに刀を持つこの体は血がドクドクと逆流したように流れ


今にも始まりそうな勝負を楽しみにしている







この感覚…どこかで………