【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~

冬詩がなんで?


なんでこんなところにいるの?


だってここには夜影のmasterがいるって…


まさか…冬詩がmasterなの?


驚きで声が出ない


頭が真っ白だった


「よぉ紅愛。久しぶりだな」


そう言って冷たく笑う冬詩は


私の知っている冬詩なのに


何故か違う人のようだった


「…冬詩…なん…で…?」


冬詩は笑っていた


「あー。教えてやるよ、全部」


面白そうに


こうなるのがわかっていたように…








「俺は



刹影、シリマナイトを持ってる



んで5年前からnight shadowのmasterだ



頭のいいお前ならどういうことかわかるだろ?」



私が夜影に入ったのは2年前


冬詩に会ったのは1年前


私と冬詩が会ったとき私は記憶が無かった


だから気付かなかったけど



…冬詩は気付いていたはずだ


携帯の件も納得できる


私を泳がせといたのは夜影のメンバーが少なくなる事を知っていたから


それまで私をのうのうと生きさせた



そういうこと、なんだろう