【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~

「え…?」


声を洩らしたのは泉


「情報は貰えたしもう貴方達に用はないの」


これを言ったらもう終わる


信じてもらえなくて心が痛かった


だけど


それでも大切な人達


私の、守りたい笑顔


それはずっと変わらないから


「サヨナラ






…永遠に」





私はみんなの顔を目に焼き付けて踵を返した


最後に見た顔がこんなに曇ってる顔なのは私のせい


本当は笑顔が見たかった、な…





学校を出ると


「…………」


葉を食いしばって涙を堪えた


泣いたら弱いまんまだから


だけど






気づいたら涙が溢れていた



















ーーあのね、もしも


私が流した心の涙が空に流れて


汚れた世界を白くする雪になったら


きっと最後は虹になり笑顔を守る光になると思うの


まだ頑張れるんじゃないかなって思えるから



私は負けない