【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~



〜ナギサside〜


なんとなくコイツだって思った


人とは違う独特のオーラ


こいつは絶対何かある


例の女…とまではいかなくとも


必ず鍵を握っている気がした


…どうしようか


まだ決定づけるには証拠が足りない


なにか…なにかきっかけがほしい


そう思っていると


「ねぇ、次からの授業なに?」


向こうから話しかけてくるなんて


騒がしい教室でも透き通るように聞こえた