【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~

"ねえ、知ってる?"


"うん?"


ここはどこだろうか


"お星様ってね僕達を見守っていてくれるんだって"


少年は今にも泣きそうな少女に語りかける


"そうなの?"


"うん!だから僕達は一人じゃないよ!"


そう言って少年は少女に笑いかけた


"わかった!私、負けない!"


"僕も一緒に戦うから"





ねえ、君は言ったよね?


お星様は僕達を見守ってくれてるって


でもお星様が見えない昼は誰が私達を守ってくれるの?


誰を信じて歩けばいいの?


ねえ、教えてよ…


.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*・°.*・゚ .゚・


「……い………ろ………」


ん?



「おい起きろ」


「んっ………?」


ポンポンと叩かれうっすら目を開ける


「夕飯だ、起きろ」


夕飯?


夕ご飯?


夜ご飯?


「え!?」


バッと飛び起きた私


「もうそんな時間!?」


寝たのが昼前だから…7時間!?


「うるせ」


「ご、ごめん…お昼食べた?」


「食ってるわけねーだろ」


「ですよね…」


「…いいから行くぞ」


翔はそう言って私をどかして部屋から出て行った


なんか最近翔が優しい気がする


石の影響もかなり少なくなってるし…


いいこと、なのかな


いやいいことなんだよね


…うん


なんか今すっごくみんなの顔が見たい


早く行こう


私は不思議な気分のまま部屋を後にした