【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~

「そりゃあ…しめるケド」


しめる…ねえ


「ミウがやりたいなら反対しないけど


河西さん、チクるかもね」


私が思うに彼女はかなり計算高い


つまり頭がきれる。


そんな人が大人しく苛められるなんて考えられない


「…紅愛ってほんと鈍感なんだか鋭いんだか


まあ。私はやるよ、紅愛は?」


「私は遠慮する」


「そう…じゃあまたね」


ミウは颯爽と歩いていった


ミウは確かに化粧はバッチリだし制服も崩してる


だけど他のケバい女とは一味ちがうんだ


彼女は無能じゃないからね


…って私の周りって何でこんな頭のキレる人ばっかんなんだ…


そう思いながら河西さんを一瞥する


あ、そう言えばナギサ追いかけなきゃ


私は席を立って屋上に向かった