事態はいっきに動き始めた
「紅愛ちゃん、お願いがあるんだけど…」
夏休みがもう一週間で終わる頃
宿題も終わり部屋で本を読んでいたら
透真が部屋を訪れてきてそう言った
「ん?なに?」
そう返すと申し訳なさそうに眉をさげて
「学校が始まるまでちょっと倉庫を出てくれないかな」
そういったんだ
「え…」
なん、で?
「…何かあったの?」
嫌な鼓動を抑えながら笑顔を作る
だけど
「ほんとにごめんね」
そんな顔で謝られたら
わがままなんて言えないよ
「あ、あぁ、うん。わかった」
「…ごめんね。じゃあ」
「うん。」
…パタン
遠慮がちにドアは閉められた
私ってどれだけ信用がないのかな
「…アハハハ」
笑おうとしてもできない
口から出てくるのは乾いた棒読みの笑い声だけ
今日中には出ていこうかな
家には戻りたくないし…となれば行く所は1つ
携帯を手に取りある番号に電話をかけた
プルルルル…プルルルル…ガチャ
「もしもし紅愛?どうしたの?」
「いきなりごめんね遥斗
今日からしばらく倉庫に泊めてもらってもいい?」
「ほんと!?もちろん!
てか僕等に確認はいらないでしょ?」
その言葉にジーンときてしまう
「うん…ありがとう。夜に行くね」
そう言うと
「わかった。待ってる」
遥斗が笑った気がした
…なんか喉乾いたな
電話を切り立ち上がるとそのまま部屋を出る
てか輝がだめなら蒼桜ってどんだけ都合がいいの私は。
歩きながら自己嫌悪に陥っていると
「姫」
そんな声が聞こえて顔を上げる
「あ、龍。やっほ」
作業着…つなぎ?っていうのかなを着ていた
たぶんバイクをいじったあとだと思う
「なんかあった?」
って龍はなんで気づいちゃうのかなぁ…
私は力なく笑った
いや、たぶん笑っていた
「紅愛ちゃん、お願いがあるんだけど…」
夏休みがもう一週間で終わる頃
宿題も終わり部屋で本を読んでいたら
透真が部屋を訪れてきてそう言った
「ん?なに?」
そう返すと申し訳なさそうに眉をさげて
「学校が始まるまでちょっと倉庫を出てくれないかな」
そういったんだ
「え…」
なん、で?
「…何かあったの?」
嫌な鼓動を抑えながら笑顔を作る
だけど
「ほんとにごめんね」
そんな顔で謝られたら
わがままなんて言えないよ
「あ、あぁ、うん。わかった」
「…ごめんね。じゃあ」
「うん。」
…パタン
遠慮がちにドアは閉められた
私ってどれだけ信用がないのかな
「…アハハハ」
笑おうとしてもできない
口から出てくるのは乾いた棒読みの笑い声だけ
今日中には出ていこうかな
家には戻りたくないし…となれば行く所は1つ
携帯を手に取りある番号に電話をかけた
プルルルル…プルルルル…ガチャ
「もしもし紅愛?どうしたの?」
「いきなりごめんね遥斗
今日からしばらく倉庫に泊めてもらってもいい?」
「ほんと!?もちろん!
てか僕等に確認はいらないでしょ?」
その言葉にジーンときてしまう
「うん…ありがとう。夜に行くね」
そう言うと
「わかった。待ってる」
遥斗が笑った気がした
…なんか喉乾いたな
電話を切り立ち上がるとそのまま部屋を出る
てか輝がだめなら蒼桜ってどんだけ都合がいいの私は。
歩きながら自己嫌悪に陥っていると
「姫」
そんな声が聞こえて顔を上げる
「あ、龍。やっほ」
作業着…つなぎ?っていうのかなを着ていた
たぶんバイクをいじったあとだと思う
「なんかあった?」
って龍はなんで気づいちゃうのかなぁ…
私は力なく笑った
いや、たぶん笑っていた

