【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~


「ん…」


意識が浮上して目をゆっくりあける


…と、天井が黒かった


あれ私の部屋の色って白だった気がするんだけどなぁ


気のせいか。


そう思ってもう一度眠りにつこうとしたその時



「おい、いつまで寝てんだ」


心地いい低い声が聞こえた


もう一度目を開けると


「…………わっ!」


いるはずのない翔がいて思わず飛び起きた


ゴン!!


すると私を覗き込んでた翔に思いっきりぶつかって


「いったぁー!」「ってぇ」


思わず声をあげる


そして、翔にギロッと睨まれる


「…はい、ごめんなさい」


そう呟くと翔はパッと視線をそらして


「もう10時だ、早く部屋戻って寝ろ」


ぶっきらぼうにそう言う