【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~

~?side~


「まったくよー


都合の悪い事忘れてのんびりしてんなー」


ふぅーと吐き出す白い煙は星が瞬く黒い空に消えた


まあ別にいんだけど。シナリオ通りに事を運んでくれさえすれば


ただちょっと遊び過ぎかなー


君にその感情は必要ないんだよねー邪魔になるだけだし


それにそろそろ思い出さなきゃ


…このままだと俺が手をくださないといけない、ね



あ、いい事思いついた


これで少しは動いてくれるかなぁー


思い立ったらすぐ行動。


男は携帯からあるところに電話をかけた


「あ、もしもしー


えー誰だって?


まあまあそれは置いといてね君達の欲しい情報をあげるよ


うん、そうそう。それそれ


3日後。あの海に君達の探人が来るよ


え?まあー無いけど。ま、がんばって!そんじゃーねー」


ピッ


「…はははっ」


もうすぐ全ては終わる


狂い出した歯車はもう誰にも止められない


全員が幸せになるなんてそんな未来は無いからね


嘘に嘘を重ねて秘密に秘密を重ねる


…だってそれが人間だから





~?side end~