その人は少しだけ肩で息をしながら立っていてた
その綺麗な黒髪と金色のメッシュが太陽に反射して輝いて…
「てめぇ!なにすんだよ!」
金髪が凄い形相でその人に掴みかかる
その人はギロりと鋭い瞳を向けると
「…お前等、誰に手だしたかわかってんだろうな」
周りに戦慄が走るほど低い声でそう言った
「は、はぁ?知らねぇよ
その女がさ、誘ってきたんだ!」
その殺気に怖気ついたのか震え始める男達
「ちが…「あぁ?てめぇら死にてえのか」
否定しようとする声も遮られてしまった
翔は…本気で怒っている
「ひっ!!に、逃げるぞ」
「逃がすかよ」
ガン!!!ボギッ!!!
それは見るも止まらぬ早さだった
「す、すいま…せん、でした…」
男達はパンパンに腫れた顔でふらふらと逃げていった
その後の沈黙が痛くて俯いた
が、その突き刺すような視線に恐る恐る顔をあげると
「てめぇはどこほっつき歩いてんだよ!!」
ピクッ
体がぴくっと跳ねたのがわかった
…初めて翔が声を荒らげるのを聞いた
「ごめ…ん………」
安心したのか体が震え始めて視界がどんどんぼやけていく
ペタンと座り込んだまま唇を噛んで必死に声を抑えた
すると
ギュッ
一瞬翔の香水の匂いがして温もりに包まれた
「わりぃ。怖がらせたかった訳じゃねぇ…」
「う…んっ…ごめん…」
また迷惑かけちゃった
心の中で呟くと
ぱっとその温もりが離れた
そして私の口に手を添えると
「口…噛むな血でんだろ」
「…でも」
「助けんの遅くて悪い
………怖かったよな」
その声はあまりにも優しかったから
「……っ……う、ん……怖…くて…」
でも、約束は守ったよ
そう続けたいのに嗚咽が邪魔して言えない
翔はそれをわかっているのか
「あぁ。無事でよかった」
また、私を抱きしめた
涙がどんどん溢れて翔の服に流れると
ぎゅーっと抱きしめる力が強くなった
その綺麗な黒髪と金色のメッシュが太陽に反射して輝いて…
「てめぇ!なにすんだよ!」
金髪が凄い形相でその人に掴みかかる
その人はギロりと鋭い瞳を向けると
「…お前等、誰に手だしたかわかってんだろうな」
周りに戦慄が走るほど低い声でそう言った
「は、はぁ?知らねぇよ
その女がさ、誘ってきたんだ!」
その殺気に怖気ついたのか震え始める男達
「ちが…「あぁ?てめぇら死にてえのか」
否定しようとする声も遮られてしまった
翔は…本気で怒っている
「ひっ!!に、逃げるぞ」
「逃がすかよ」
ガン!!!ボギッ!!!
それは見るも止まらぬ早さだった
「す、すいま…せん、でした…」
男達はパンパンに腫れた顔でふらふらと逃げていった
その後の沈黙が痛くて俯いた
が、その突き刺すような視線に恐る恐る顔をあげると
「てめぇはどこほっつき歩いてんだよ!!」
ピクッ
体がぴくっと跳ねたのがわかった
…初めて翔が声を荒らげるのを聞いた
「ごめ…ん………」
安心したのか体が震え始めて視界がどんどんぼやけていく
ペタンと座り込んだまま唇を噛んで必死に声を抑えた
すると
ギュッ
一瞬翔の香水の匂いがして温もりに包まれた
「わりぃ。怖がらせたかった訳じゃねぇ…」
「う…んっ…ごめん…」
また迷惑かけちゃった
心の中で呟くと
ぱっとその温もりが離れた
そして私の口に手を添えると
「口…噛むな血でんだろ」
「…でも」
「助けんの遅くて悪い
………怖かったよな」
その声はあまりにも優しかったから
「……っ……う、ん……怖…くて…」
でも、約束は守ったよ
そう続けたいのに嗚咽が邪魔して言えない
翔はそれをわかっているのか
「あぁ。無事でよかった」
また、私を抱きしめた
涙がどんどん溢れて翔の服に流れると
ぎゅーっと抱きしめる力が強くなった

