【完】MOON STONE ~美しき姫の秘密~


「へーあの人が留学…ねぇ」


宮原 泉ーmiyahara izumiー


それが彼の名前だった


そして、輝の幹部


今までは留学に行っていたらしい


元は黒髪だったのに帰国してあの赤髪。


透真たちもかなり驚いたみたい


ふと崖を見ると大勢の人影の先に二つの影


メンツとナギサ達かな?


そう思っていると


「おい」


「ん?」


何やら声がしてその方向に目を向けると


「………///」


翔、やばいそれ


少し濡れて光に反射する髪


鍛え上げられた体


それは周りの目を奪うのには十分だった


「おい、聞いてんのか」


「え?う、うん聞いてる。どうしたの?」


慌てる私に表情を変えない翔


「お前も遊んで来い」


「え、でも…」


「下の奴らがいるところに行け」


私追い出されてる?


まぁ、いいや


「…わかった。翔は?」


「後で行く」


その言葉に頷きサングラスを置いた


…しても、暑いな


まだ9時位なのに。


滴り落ちそうになる汗を拭い歩く


あ、言い忘れてたや。今日は


いつもはおろしている髪をポニーテールにして


服は透真に買ってもらった水着


の、上にパーカーっていうなんとも手抜きな感じ。


ほんと、これだけのイケメンに囲まれても


オシャレしない私ってほんと呆れちゃう