〜♪キーンコーンカーンコーン


丁度その時チャイムがなってみんな席についた



ガラガラ…



「おー席についてるかー」


奏矢の一言で一日が始まった


「欠席は…………くれ!…う¨うーん


西条、やっと退院できたんだな」


その言葉に軽く笑う


あ、そうだ、学校では私は階段から落ちたことになっている


鉄パイプで殴られたなんて言えないしね…


ちょっとまぬけだけどまぁ仕方がない



「…黒崎、来てねぇの?見かけた気がするんだが…





うし、病み上がりの西条、呼びに行ってこい!」



うわーナギサ呼びに行くとか可哀想ー




あれ、なんでだろう?みんなこっち見てるような…



「西条紅愛ー生きてるかー」


「…ハイ?」




「お前だぞ?」


「……………え。」


わたし?










「…わかりましたー」


満面の笑みを浮かべて教室を出た


"奏矢、覚えてろ"


そう心で呟きながら