窓際…ラッキーだ


思う存分寝れる


ちょっと気分が良くなって


席に着こうと歩き出した


その時




「なぁ〜」


きもい声とともに手に伝わる体温


「なに」


キモい。早く離してほしい


「あんた、可愛いね〜


俺と遊ぼ〜ぜ」




「むり」




「減るもんじゃねぇしいいじゃん♪」


…そのキモチワルイ顔を


こっちに向けないで欲しい


「私、あなたと遊ぶほど安くないわ」


そう言うと


「あ?てめぇ女だからって

調子に乗ってんじゃねーよ!」


ガタンと音を立てて立ち上がった男


本当にめんどくさい