ん… この匂いはなんだろう? 鉄…いや、錆かな それに右半身に伝わる冷たい感覚 「んっ…」 うっすら目を開けると チカチカする照明に鉄骨がむき出しの天井 ここはどこだろう? ゆっくり体を起こすと 「痛っ…」 背中に激痛が走る それでも上半身をやっとのことで起こす …そうだ!コンビニの帰り男たちに囲まれて それで…それで… そうだ、龍が! 「龍!どこにいるの!?」 思わず叫ぶと部屋の隅の何かがぴくっと動いた まさか! 「龍!!」 無我夢中でそれに駆け寄る 背中の痛みなんて気にしなかった