「どうして？」と、マヤが聞くとレイはイヤイヤと首を横に振る。「嫌なの？だけど飲まないと治らないよ？」そうマヤに言われ、仕方なく飲もうとするレイ。それを見ていたアスカは、なによ！と言う感じで出て行った。レイはアスカを激しく睨む。そしてすぐマヤの方を向いて微笑んだ。
マヤは聞いた。
「レイちゃん、アスカお姉さんの事は嫌いなの？」
レイは激しくうなずいた。

「でもねレイちゃん…睨むのはよくないわよ…アスカお姉さんだって嫌な気持ちになったと思うわ」
そう言われたレイは無表情になり、「だって、アスカが最初に私を睨んだんだもの。」

マヤ、苦笑…「あのね…アスカって呼び捨てにしちゃダメよ？」

「どうして？あの人の名前はアスカって名前じゃない」
レイよ…合っているが少し違うであろうw

「レイちゃん」
そう呼ぶ声がする。
振り返ると、彼女の母親のユイが立っていた。レイは無表情のまま母親を見上げた。