目が覚めた。 見える風景はあたしの知ってるものじゃない。 『大丈夫か!?』 声のしたほうをみると、ヒロだったんだ。 『ごめんな…怖かったよな…』 そういって抱き締めてくれた。 『うぅ、あた…しこそ、ごめんヒック、うわぁーん』 あたしはあり得ないほど泣いていた。