透き通った水。 足を入れる。 少し冷たい。 潜ってみる。 静かだ。 恐る恐る目を開けてみる。 視界が少しぼやけて見えた。 腕を回してみる。 白い泡が立つ。 足で水面を蹴ってみる。 前に進む。 息が苦しい。 顔をあげる。 周りの声が入ってくる。 再び、水面に顔を沈める。 再び、無音の世界。 どこまでも泳げそうな気がする。 どこまでも、どこまでも。 この先には何が待っているんだろう。 知りたくなった。 どんどん泳ぎ進める。 壁が見えてきた。 あと少しで届く、あと少し、 もうちょっと。