自転車でこっちへ来る高柳がいた。




「いやあ、すんませんなーお金持ってくるん忘れて、取りに帰っとったんやーあはははは」




罰として、そのお金でみんなにジュースをおごるの刑に処してやった。
心配かけやがってまったく。




そうこうしているうちに、暗くなってきた。
普通ならもう帰らないといけない時間。
しかし、今夜は・・・




「お祭りのはじまりやね」




俺たちは、木島神社へと移動した。