サッカー大会が終わり、 8月がやってきた。 相変わらず暑い。 午前中でも暑いのに、母さんはクーラーをつけさせてくれない。 「暑いって思うけん暑いんよ。涼しいって思っとったら涼しくなる」 この一点張り。 そんなこと言われても暑いものは暑い。 暑い。 こういう時は、裸になって扇風機の前に行くのに限る。 「あ゛ーワ・レ・ワ・レ・ハ・レ・ン・キ・ン・ジュ・ツ・シ・ダ」 どうやら先客がいるようだ。