すると、うちのDFは相手の両サイドにマークに付く。
そこに穴があった。
センターががら空きになった。
相手はすかさずセンターにいた10番の女子へパス。
高柳も気づいてカバーに入るが、もう遅い。
高柳をするりと交わした10番は、
キーパーと1対1。
更に、出てきたキーパーを軽く抜き去り、
無人のゴールへシュート。
ピッピーッ!
同点にされてしまった。
「大丈夫だ!まだ同点!切り替えろ!」
コーチがそう叫ぶが、
みんな焦っているようだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…