深夜、インターホンが鳴り玄関を開けると麻紀さんに支えられぐったりしている凌さんがいた。 「凌さん‼︎どうしたんですか??」 「話は後よ!!寝室に案内して」 切羽詰まった麻紀さんに促され寝室へと案内した 凌さんを寝かせると、持って来ていた鞄から道具を取りだし処置をしていった。 「凌、最近病院に詰めていたの。過労よ。寝不足もあって、さっき倒れたの」 「大丈夫なんですか?」 「点滴入れてるし、しばらく休めば大丈夫よ」 麻紀さんは凌さんと同じ病院で働くお医者さんだ。 専門は産婦人科だけど。