「何しよっか?」
『何もしなくていい!』
だって、彼方君のやることは常にあたしをドキドキさせるから
性悪ってわかっているのにキュンとしてしまうんだ
「へぇ…そう?」
そう言うとあたしに近づいてきた
唇が触れ合う数cm前のギリギリラインで、王子の顔は止まった。
多分、いやきっと大河君にはキスしているように見えている。
本当は、ただ見つめ合ってるだけ
と言ってもあたしは目をもう一度瞑ってしまった。
真剣な表情もとってもかっこよくてあたしは恥ずかしくて目を瞑ってドキドキを抑えた。
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