「お前、何で作ったんだよ。しかもこんな可愛い子ってずるすぎる」
「ずるくない、当たり前」
『あの…』
あたしはずっと状況を読めずにいた。
あたしが声を出すと彼方君は男の子に背を向けてじっとあたしを見た
「言うこと聞かないとわかってる?」
そう言ってあたしの首筋を指でなぞる、こないだのキスマークが薄くなった部分でその指を止めた。
『ひっっ…』
「もっとすごいことになるよ」
王子スマイルでそんなこといわれたらあたしは逆らえない。
だって、王子の顔がカッコイイんだもん
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