「ふっ。その顔やっぱ、不細工な奴…」


『はい?!』





いや、今の今まで優しかったのはやっぱり嘘偽り?


っていうか、今ちょっと見直したのにそれにこの雰囲気でこんなこと言う性悪な王子の考えがわからない



「不細工」


『もう知らない。この性悪!』



やっぱり、この人は性悪な性格だ。



何回あたしに嘘のときめきを与えれば気が済むのよー!




もう、優しくても知らないんだから。



騙されるもんか…



オモチャなんてすぐにやめてやるっ!


この首の証なんて早く消えてしまえーっ