そのあと翔くんは、私が泣き止むまで隣にいて慰めてくれた。 優しく肩を叩き、傍にいてくれた。 自分の制服が雨に濡れるのも気にせずに、隣に座っていてくれた。 そして私は、翔くんという生徒会長の心に触れた気がした。