その瞬間、他の女子たちは、逃げていった。


「一緒にお店、まわろ!」

「私、親友を裏切った女だよ! 怒ってないの!?」

「もぅ過ぎたことじゃん!気にしない!」

「ごめん………。私もやり過ぎたみたい。
いっつもモテてる芹花が、憎かった。
だから、つい…………。」




やっぱり、素直になるのが、一番だね!

燐花は、泣いていた。 一番辛かったのは、燐花なのに、気づいてられなくて、ごめんね…。

私もつられて、泣いてしまった。