『大好き』の4文字は突然に…。~芹花の思い~

やっぱり、六時間目まで、ぐっすり眠ってたんだ……。

教室には、桐と私の二人きりだった。

「それじゃ、帰るか!」

「うん!」

教室を出たら、燐花が立っていた。

「私も一緒に帰ってもいい?」

「いいよ!」

「桐くんもいい?」

「別に、いいけど……。」