【短編】最低で最高のプロポーズ





「…質問攻めだね」



「あたしが大切?本当に結婚したいって思ってる?」




今にも溢れ出そうな涙を必死に抑えて、震える声で口を動かす。




「詩織が好きだよ」



「………」



「詩織が大切だよ」



「………」



「俺にとって詩織は…うーん、嫁?」



「…まだ、プロポーズの返事してないよ」