「~~~っ!!紫乃ぉ!!大好きぃ!!愛して………ブハッ」

「キモい」

再び抱きついて来ようとしたコイツの顎を押し、食い止める


「ギブっギブだよ紫乃ぉ!首が折れる!」

もうしないと叫んでいるから仕方なく手を離した


ふと、周りを見てみると大勢の人が廊下や窓から俺らのことを見ていた


「じゃーあ!俺がよく行くラーメン屋に行こう!」

何とも無神経な洸弥が隣で、右手を上に上げて言った



それを無視して俺はこの人混みを抜ける






途中何故か色んな人に腕や肩を触られたのは正直言うと、気持ち悪かった