大好きな君は風船みたいだ。 ふわふわふわふわ、掴み所もなく飛んでいく。 …なんて。 私は思わないし、思えない。 だって君は、心の中に居続けるんだ。 苦しくて苦しくて、 もう忘れちゃいたいのに。 ずっとずっと奥深くに沈んでいる。 いっそ何処かへ飛んでいってしまえばいいのに。