天使の発言は危険だ。 断じてないとは思っているのに、ぶわあっと汗がふきでる。 「まぁ、もう一度話を戻していいですか?」 そういえば、話の途中だった。 「ど、どぞ」 あたしはまだ落ち着かなくて、なんか変な感じにこたえてしまった。 「私、ここにいさせてほしいんです」 天使の発言に、ハテナマークが頭の中をうめつくした。