「ん?どした?」
……どした?
じゃなくて!!
「あ、もう眠いの?帰る?」
………………。
「…………やだ…………」
「ん?」
「……か、帰りたくない……。」
ちょっと上目使い。
頑張れ私!
先生の顔が赤くなる。
「//////?今日どーした?
なんか変だぞ?」
変?
………………。
鈍い。
鈍すぎる。
もぉやだ!
ホントに私って先生の彼氏なの??
ってか、彼女が帰りたくないって言ったら変なわけ?
私ってなに?
色々考えてるうちに悲しくなってきた。
「お、おい菜月?」
「……先生は……私のこと好きぃ?」
「え?」
驚いた顔をする先生。
「なんで…………なんで好きって言ってくれないの?」
涙が溢れる。
バカだ私。
こんなことで泣くなんて……幻滅される。
「おい、泣くな!」
ギュッ))
先生は私を強く抱きしめた。
……ドクン))
久しぶりに先生に触れた気がする。

