先生×私Ⅱ~隣の部屋の王子様~



………………。
真剣な詩穂の眼差し……。

ゴクッ)

うぅ……なんて言われるか…………。


「……なるほどね。……普通じゃないわけか……。」


「ご、ごめん。」


「ってか!この状況でラブがないわけ?
ありえない!あの人ホントに男なの?」


「お、男でしょ…………」


「だって!!一緒に食事よ?!そのまま夜がくるじゃない!なのに?キスもしないの?はぁ??」


「こ、声が大きいってば!」


「ごめっ……
でも……!キスも……ないんでしょ?」


「……う……ん。
あんまり…………そーゆーのないかな?」


「……次いつ一緒にご飯食べるの?」


「え?……今日だけど?」


「よし、私にいい案がある!」


え?


「名づけて、菜月のラブラブ大作戦!」


「はぁ??!」