「……ははーん……
あれね。それはいわゆるラブがないのね!ラブが!」
「ら、ラブぅ?」
「そう!ラブ!
手を繋いだり、キスしたり、キスしたりーー?それからもーっと大人なコトとか……。」
「ちょ、ちょっと詩穂!」
「だって!そーゆーことでしょ?
今までのただの委員長ってゆー関係壊したいんでしょ?」
ドクン))
そーいえば。
詩穂に一人暮らしのこととか、一緒にご飯食べてること……
言ってないんだった……。
い、言わなくちゃ。
「あ、あの……さ、詩穂に……話が……あるんだよね……」
「んー?」
「わ、私ね、……
一人暮らし……してるの……。」
詩穂の目が点になってる。
そりゃそーだよね。
今まで黙ってたんだもん。
「あ、そう。」
???
「え?驚かないの??」
「……驚かないわけじゃないけど……そんなことだろーと思ってはいたよね……」
「ぇえ??」
私の方が驚いてしまう。
「だってさ、帰りにスーパー寄ってくJKって……一人暮らしかな?と思うでしょ!まぁ、ワケありっぽかったから何も言わなかったけど!」
「詩穂ぉ!ごめんね?黙ってて……」
「別にいいよ?」
持つべきものは良き友だよ。
ホント詩穂で良かった♥
「で?
まだ私に何か隠してるでしょ?」
ギクッ))
さすが。
読まれてる……
「じ、実は…………」
私は今までのことを全て詩穂に話した。

