亜理菜が、目を覚まし
ラフな普段着に着替えててダイニングキッチンに入る。

「おはようございます」

「おはよう、亜理菜ちゃん」

お味噌汁をよそいながら…
私に挨拶をしてくれたのは、おばあちゃんだった。

「おばあちゃん私も手伝う」

「体調は、大丈夫?」

「うん」

ホントは、何だか少し怠いけど…おばあちゃんを心配かけたくなくて嘘をつく。
「颯一さん呼んできてくれるかい?ぁ、寝室ぢゃなくて…書斎ね」

「はーい」
おじいちゃんの書斎に行くノックをする。

コンコン
「おじいちゃん、亜理菜です。朝ごはんの用意が、出来たから…おばあちゃんが呼んできてって」

おじいちゃんが、書斎から鞄を持って出てきた。

「おじいちゃん、おはようございます。」

「おぅおぅ、亜理菜 おはよう呼び声かけありがとう。体調は、大丈夫か?ん、少し顔色が、よく無いみたぃだが…」

ココでも心配かけたくないから…

「大丈夫×2 ダイニング行こう!!」

ワシの思い過ごしか?