「あ、それから……、」 と愁を見上げて続ける。 「これからは、もう迎えに来なくて大丈夫だから。毎朝ごめんね…。」 ほんとにありがとう。ともう一度お礼を言って、また前を向いた。と同時に 「しゅ、愁…?」 愁がピタッと止まる気配がして、わたしより 少しだけ後ろにいる愁を振り返った。