「パジャマだし、寝癖ついてるし。まじで色んな梨加見れて嬉しいわ。」 「………っ」 手の甲を口元に当てて、嬉しそうにわたしを見つめる愁にドキンッとまた心臓が跳ねて。 「よ、用意してくるから、もう少し待ってて」 わたしは、一歩近づいて、愁に掴まれていないほうの手で愁の手を軽く握りながらそう言った。