【完】LOVE♡GAME




「………梨加、心臓めっちゃドキドキいってる」



やばい!と思った時にはもう遅く。



おぶってもらってることでピッタリとくっついているので、愁にドキドキが伝わってしまったみたいだ。




「う、うるさい…っ!ただのGAMEなのにそういうこと言ってくるから…! 勝ちたいのはわかるけど、そんな真剣に言わな……」



「梨加」



"言わないで"と言おうとしたわたしの声は、愁のわたしを呼ぶ声に遮られてしまった。




「俺がGAMEに勝つためにこんなこと言ってると思ってんの?」



少し、むっとした声の愁の問いかけに、違うの?とわたしから問かければ。


「まじかよ……。」


はぁ。と盛大に溜息をついた。