【完】LOVE♡GAME




「はいよ」



わたしの言葉に頷きながらゆっくりと歩いて行く。



幸い、学校の生徒は誰もいない。


たぶん、今頃帰りのHR中だろう。
佳菜子と佑樹くんが先生に上手く言ってくれているはずだから、問題ないんだろうけど。



「愁…? あ、あのさ、ごめんね」


「………なにが?」



わたしのせいで、愁まで早く帰ることになってしまって。しかも、わたしをおぶってくれてるし。


なんだか急に罪悪感に襲われて謝ると彼は、ピタッと途中で止まって不思議そうに言葉を漏らした。