落ち着け心臓…っ でも、愁のこの優しさは、GAMEに勝つため。 そう思うと、少しだけ胸が痛む。 なんなのかわからない心臓の痛みに戸惑っていると。 「あんたもっと早く歩けないわけ!?」 「佳菜子ちゃん、そんな怒んないでよ〜」 「気安く名前呼ぶな!!」 なんだか廊下から佳菜子の怒鳴り声とへらへらした男子の声が聞こえてきて、わたしは首を傾げた。