「う…っ、いった……っ」 どうやら足を強く打ったらしく痛みに顔を歪めながらまたペタンと座り込む。 「なんでこんなことに……」 最低…。と心の中で呟いてそばに落ちていたノートを拾おうとしたとき。 「梨加……?」 ふと、上から聞こえた聞き慣れた低い声。 「え……、なんで…?」 階段の上からわたしをびっくりしたように見つめる愁が目に入った。