「ていうか、」 佳菜子の毒舌にショックをうけているわたしを放ってなにやら周りをキョロキョロ見回している佳菜子。 「次、数学少人数教室に移動じゃなかった?」 「へ?」 「ほーら、言ってたじゃない昨日! 梨加、あんた移動じゃない?」 佳菜子のそんな言葉にワンテンポ遅れてから 「ああー!!」 思い出して反応したわたし。