「はぁ…。」 盛大な溜息をついて机に突っ伏す。 「ちょっとちょっと、梨加! どういうこと!?」 意味不明なんだけど。とわたしの肩を揺する佳菜子。 「あんたと王子、付き合ってるの!?」 「断じて、ない!」 佳菜子の質問にスパッと言葉を返した。 そんなわたしに、じゃあどういうこと?と 怪訝そうに答えを待つ佳菜子。