「しゅ、愁!」


ぎゅっと目をつぶって叫べば。



伊沢……じゃなくて愁が離れていく気配がして
恐る恐る目をあけた。



「これからもそう呼べよ、」


ニヤリと笑って、わかったな?と念をおされた。



今日は、厄日だ。