「わたしは、男の子と女の子の2人がいいな」 背伸びをして、愁の首に腕をまわして、 「ん………っ」 唇を重ねた。 唇を離して、愁をみあげると、真っ赤な顔の愁が目を見開いていて。 「不意打ちは、やめろよ」 恥ずかしそうに口元に手を当てて、わたしから目を逸らした。