「うわあ…っ!」 ザッパーンと音を立てる海を見て、興奮するわたし。 そんなわたしに「転ぶなよ」と愁が微笑ましそうに笑った。 だって、海なんて久しぶり! 冬の海って来てみたかったんだよね。 愁から少し離れたところで海を眺めていると、 「梨加!」 ふいに名前を呼ばれて、愁のほうへと視線を向けた。